特定看護師と認定看護師の違い

特定看護師と認定看護師の違い

一昔前は治療が難しいと言われていた病気や原因のわからなかった病気に対しての有効な治療方法が開発されたり、効果的な薬が誕生したりして、医療の技術は今現在もどんどん進化しています。高度化し細分化された医療技術に対応する為に、看護師の中で生まれたのが認定看護師です。"特定看護師"と"認定看護師"、文字だけ見ると大変似ている気がしますよね。この二つの看護師の違いについて少しお話していきたいと思います。

認定看護師は1996年、今より高い水準の看護を行なう為にと日本看護協会が創設した制度になります。この制度は特定の医療分野において卓越した実践能力を持っている看護師をその分野のスペシャリストとして認定するものです。簡単になれるものではありませんが、日本でも多くの認定看護師が活躍しています。認定看護師の分野には、救急看護、皮膚・排泄ケア、集中ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、感染管理、糖尿病看護、不妊症看護、新生児集中ケア、透析看護、手術看護、訪問看護、乳がん看護、摂食・嚥下障害看護、小児救急看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、がん放射線療法看護があります。

特定看護師と認定看護師の違いにはまず既に制度化されているか検討中であるかという事が挙げられます。特定看護師は導入が進められているもののまだ正式に決まった制度ではありません。それに対して認定看護師は既に制度化され年々登録者も増加しています。また、特定看護師は医師の補助として特定の医療行為を行なえる看護師とされていますが、認定看護師はその分野の専門的な知識や技術は持っていますが、その分野の医療行為が行なえる訳ではありません。認定看護師はあくまでも"看護"のスペシャリストという訳です。

特定看護師と認定看護師にはその資格を得る為の手段にも若干の違いがあります。認定看護師は助産師、保健師、看護師の資格を所有していて、実務経験が5年以上ありその内の3年以上は特定分野である事、そして日本看護師協会の認定看護師教育課程を修了している事とあります。特定看護師は日本国の看護師免許を取得していて、5年以上の実務経験、大学院修士課程、修了要件が50単位以上である事、実習単位として15単位以上が含まれている事とあります。特定看護師と認定看護師には細かな違いがありますが、高度化した日本の医療を支えていく為にはどちらも必要不可欠で非常に重要な存在であると言えます。


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